特別養護老人ホーム数 都道府県ランキング

特別養護老人ホーム(特養、正式名称:介護老人福祉施設)は、常時介護を必要とする方が入所して生活する施設です。原則として要介護3以上の方が対象で、公的性格の強い介護施設として位置づけられています。全国には8,525件の特別養護老人ホームがあり、介護の必要度が高い高齢者の受け皿として機能しています。

本記事では、特別養護老人ホーム数の都道府県別ランキングを公開し、分布の傾向を解説します。

特別養護老人ホーム数 都道府県ランキング

順位都道府県施設数
1東京都587
2千葉県474
3埼玉県456
4神奈川県455
5大阪府428
6北海道382
7兵庫県364
8福岡県348
9愛知県303
10茨城県279
11静岡県246
12新潟県218
13広島県198
14群馬県185
15宮城県175
16長野県174
17福島県169
18鹿児島県169
19三重県166
20京都府164
21岡山県155
22栃木県145
23熊本県140
24岐阜県138
25岩手県126
26長崎県121
27秋田県117
28奈良県110
29愛媛県110
30山形県104
31青森県101
32滋賀県100
33山口県98
34和歌山県95
35宮崎県95
36島根県90
37香川県88
38富山県87
39大分県82
40石川県69
41福井県69
42徳島県66
43沖縄県61
44佐賀県58
45山梨県58
46高知県58
47鳥取県44

地域分類別の参考データ

地域密着型の特別養護老人ホーム(定員29人以下の小規模特養)は別区分で集計されます。参考として地域密着型特養のランキングも示します。

順位都道府県施設数
1大阪府153
2愛知県137
3北海道118
4新潟県113
5兵庫県99
6福岡県97
7熊本県95
8栃木県87
9岡山県81
10千葉県78

ランキングの読み解き

人口の多い地域が上位

特養の施設数は人口規模と強く相関します。東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、大阪府など、首都圏と関西圏の大都市部が上位を占める傾向です。

待機者問題との関係

特養は入所希望者が多く、「特養待機者」の問題が長年続いています。施設数が多い都道府県でも、待機者は数千人規模で存在するケースが珍しくありません。単純に施設数が多いことが「入りやすさ」を意味するわけではない点に注意が必要です。

要介護度の重点化

2015年の介護保険法改正により、特養の新規入所は原則として要介護3以上に限定されました。これにより、施設の受け入れ対象がより重度の要介護者に重点化されています。

地域密着型特養の広がり

定員29人以下の地域密着型特別養護老人ホームは、2006年に創設された比較的新しい類型です。地域に根ざした小規模ケアを目指しており、市町村が指定権限を持ちます。

特養を選ぶときのポイント

特養を検討する際は、単に施設数の多い地域ではなく、以下の点を確認します。

  • 入所待機の状況(特に緊急性の判定基準)
  • ユニット型か従来型か
  • 医療対応の範囲
  • 看取り対応の有無
  • 費用(所得段階による軽減制度の適用可否)

介護施設ナビでの検索

介護施設ナビでは、全国の特別養護老人ホームを都道府県・市区町村別に検索できます。運営法人、定員、住所などの情報を一括で確認できます。

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出典

  • 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(CC BY 4.0)

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