有料老人ホーム数 都道府県ランキング

有料老人ホームは、高齢者が暮らすための民間運営の住まいです。介護付・住宅型・健康型の3類型があり、それぞれ提供されるサービスが異なります。全国には4,467件の有料老人ホームがあり、特別養護老人ホームなどの公的施設を補完する役割を担っています。

本記事では、有料老人ホーム数の都道府県別ランキングと特徴を解説します。

有料老人ホーム 都道府県ランキング

順位都道府県施設数
1東京都833
2神奈川県553
3埼玉県428
4大阪府317
5愛知県239
6千葉県209
7福岡県198
8北海道175
9兵庫県153
10静岡県110
11岡山県85
12長野県78
13群馬県76
14愛媛県71
15広島県70
16茨城県56
17福島県49
18新潟県47
19京都府46
20宮崎県46
21宮城県45
22奈良県44
23熊本県40
24大分県39
25長崎県38
26栃木県37
27佐賀県35
28鹿児島県35
29三重県33
30山形県28
31香川県28
32岐阜県27
33沖縄県24
34山口県19
35島根県19
36秋田県19
37高知県17
38和歌山県15
39石川県15
40福井県13
41鳥取県13
42岩手県10
43青森県9
44滋賀県8
45山梨県7
46富山県6
47徳島県5

ランキングの読み解き

都市部に集中

有料老人ホームは民間運営のため、経営採算が取れる都市部に集中する傾向があります。東京、神奈川、大阪、愛知など、大都市圏を抱える都道府県がランキング上位を占めます。

高所得層の存在が影響

入居一時金や月額費用の負担能力がある高齢者が多い地域ほど、有料老人ホームの需要が高くなります。このため、所得水準の高い都市部が上位に来ます。

特養との関係

特別養護老人ホームの待機者が多い地域では、有料老人ホームが受け皿として機能します。公的施設の不足を民間施設が埋める構図は、都市部で顕著です。

有料老人ホームの3類型

介護付有料老人ホーム

特定施設入居者生活介護の指定を受けた施設で、施設内の介護職員が直接介護を提供します。24時間体制の介護が特徴で、要介護度が高い方でも安心して生活できます。

住宅型有料老人ホーム

介護が必要になった場合、外部の訪問介護・訪問看護・デイサービスなどを利用する形式です。自由度が高く、要介護度や状態に応じてサービスを組み合わせられますが、区分支給限度額を超えると自己負担が増えます。

健康型有料老人ホーム

自立した高齢者向けの住まいで、介護が必要になった場合は退去が原則となります。全国的に数は少なく、レジャー性の高い施設が多いです。

費用感

有料老人ホームの費用は施設により大きく異なります。

  • 入居一時金:0円〜数千万円
  • 月額費用:15万円〜30万円以上

高級路線の施設では入居一時金が数千万円を超えるケースもあります。一方、入居一時金ゼロ・月額15万円程度の低価格帯も増えています。費用と提供サービスは比例しない場合もあるため、内容をよく確認することが重要です。

入居前のチェックポイント

重要事項説明書の確認

有料老人ホームには重要事項説明書の作成が義務付けられています。運営事業者、人員体制、サービス内容、費用、退去条件などが記載されているため、契約前に必ず確認します。

契約形態の確認

利用権方式、建物賃貸借方式、終身建物賃貸借方式など、契約形態によって権利関係が大きく異なります。特に「前払金の返還ルール」は必ずチェックします。

見学と雰囲気

パンフレットだけでなく、実際に見学して施設の雰囲気、職員の対応、入居者の様子を確認することが大切です。できれば食事の時間帯や入浴後など、日常の姿を見られる時間に訪問します。

医療対応の範囲

医療行為が必要になった場合の対応(協力医療機関、看護師配置、看取り対応)は施設により大きく異なります。将来の状態変化を見据えて確認します。

サ高住との違い

有料老人ホームと混同されやすいのがサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。両者の主な違いは以下の通りです。

  • 有料老人ホーム:老人福祉法に基づく施設、介護付は特定施設指定あり
  • サ高住:高齢者住まい法に基づく住宅、安否確認・生活相談が必須サービス

介護の手厚さでは介護付有料老人ホームが上、自由度ではサ高住が上という傾向があります。

関連記事

  • 有料老人ホームの種類と選び方
  • サ高住と有料老人ホームの違い
  • 全国の介護施設数ランキング
  • グループホーム数 都道府県ランキング

出典

  • 厚生労働省「介護サービス情報公表システム」オープンデータ(CC BY 4.0)

コメントする